FAQ

賛助会員入会をご検討中の企業さまから寄せられる「よくある質問」を集めました。
新しい一歩を踏み出していただく、後押しになれば幸いです。

関西圏の産学官が連携する創生会議には、どんな強みがありますか。
関西では、日本の平均よりも急激に人口減少が進んでいるというデータがあります。関西が直面するこうした問題への対策を講じるために、この創生会議は創設されました。ノーベル賞をはじめ、ラスカー賞やガードナー賞など、医学・自然科学系の最高の賞の受賞者を数多く輩出する文化的・学問的な土壌と、独創的で高度な技術を有する企業の集積は、関西の財産です。
さらには、東京を中心とする一極集中型の関東圏とは異なり、自主独立性が強い各都市がほどよい距離感でつながっている点も、関西圏のポテンシャルの一つです。遠隔医療の促進や健康長寿社会を実現する新しいまちづくりのあり方を検討するうえで、日本の縮図的な条件を備えた関西圏は、最適なモデル地域ととらえることができます。

創生会議とNPO法人は、どのような関係ですか。
創生会議と目的を共有し、次のような機能を果たします。
● 学術・研究機関や行政と企業との連絡調整・橋渡し機能
● 創生会議の分科会の成果を対外的に発信する機能
● 産業界やアカデミアを対象とするシンポジウムや、市民公開講座等の開催などをはじめとする広報機能
● そのほか、創生会議の理念を実現するためのさまざまな支援機能

このNPO法人は、具体的にどんな活動をするのですか。
創生会議は、健康長寿社会を達成できる「あらたな産業の創造」と、安心して健康に暮らせる「持続可能性のあるまちづくり」を目的として、産学官が密に連携して取り組みます。
学術連絡会は、この連携を前進させるエンジンとして、大学及び研究機関との連絡調整ならびに産業界との橋渡しの役割を担います。

賛助会員になると、どんな特典が得られるのですか。
賛助会員のみなさまに提供できるのは、「情報・人材・出会いの機会」です。
● 最先端の医学研究実績、医療技術を有する研究者との出会いを提供します。
● 生活者データを有する創生会議会員の地方自治体とのマッチングを提供します。
● 医学・医療、福祉の現場が求めている技術(ビジネスチャンス)を知る「場」を提供します。
● 貴社の有する優れた専門技術(シーズ)を医療現場(ニーズ)とつなぎ、健康長寿社会を実現するための「新たな産業分野の創造」を支援します。
● 技術や機能の実用化を目的とした社会実験や試験運用の場と機会についての情報を紹介します。
● 調査・研究の成果が集まる各分科会やワーキング・グループの情報を優先的にお知らせします。
● 分科会活動を支えるワーキング・グループのメンバーとしてもご参画いただけるようお取り計らいいたします。

マッチングの事例

医療機器の開発にあたり、医師やメディカル・スタッフの方がたの声を反映したいのですが、共同研究者として協力いただける専門家をご紹介いただけないでしょうか。
学術連絡会が、創生会議の組織を活かして監修にふさわしい人材、機関を紹介します。創生会議には幅広い分野の専門研究者が参画しています。開発した製品が医学分野にどう役だつのかを検証したり、医学・医療関連の企業広報誌を制作したりするさいに、監修者としてふさわしい方を紹介できます。

技術の実用化にあたり、社会実験の機会と場を探しています。ご協力いただける医療機関や自治体を紹介していただけないでしょうか。
学術連絡会の母体である創生会議には、関西広域連合およびその構成府県市が会員として参画しています。こうしたネットワークを活かして、社会実験の機会と場を提供いただける医療機関や自治体を募ります。

自社の特許技術を生かし、医療分野への事業拡大を検討しています。どのようなニーズがあるのかを知るため、医療現場との接点をもちたいのですが。
創生会議には、医科大学や医学部のある大学だけでなく、三つの研究機関(医薬基盤・健康・栄養研究所、国立循環器病研究センター、理化学研究所)も参画しています。臨床の現場だけでなく、幅広い医学研究分野での事業拡大に創生会議の組織を活かし、情報を提供できます。

医学や医療に関する住民のニーズを探るために、行政データを活用したいのですが、どこに相談すればよいでしょうか。
各府県市の行政は、住民の暮しに関わるさまざまな統計データを有しています。こうした厖大なデータは、住民生活の実情やニーズを正確に把握したり、新しい事業展開や市場開拓を検討するさいの有用な基礎情報となります。
学術連絡会は、貴社と行政との橋渡し役となり、協力いただける自治体を募ります。

特殊な製造技術をもつ企業の力を借りて、自社のアイディアを製品化したいと考えています。互いの強みを活かしあえるパートナーを探していただけませんか。
学術連絡会は、医療と行政、医療と企業のあいだの仲介だけでなく、医療関連企業どうしの交流も積極的に後押しし、イノベーションの創出に貢献します。学術連絡会にご加入いただいた会員同士の交流の機会をご提供いたします。